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風力発電 環境アセスの対象へ(産経新聞)

 環境省は27日、風力発電を環境影響評価法(環境アセス法)の対象にする方針を固めた。28日の中央環境審議会の専門委員会の報告書に盛り込まれる見通し。各地で風車が建設されるにつれ、人の耳に聞こえない低周波音による身体の不調を訴える住民が増えるなどトラブルが発生しているため、統一した対策が必要と判断した。環境省は低周波音の人への影響調査にも乗り出す。

 風力発電は昭和55年に初めて導入されて以来、昨年3月現在、全国で376カ所、1517基の風車が稼働。高さも100メートル以上と大型化してきている。このため、計画の前に環境への影響を評価する「環境アセス法」施行後10年の見直しの中で、風力発電も火力や水力発電所と同様、対象にすることが検討されてきた。

 低周波音は、1秒間に1~20回空気を振動させ、人の耳には聞こえない。健康被害との因果関係ははっきりしていないが、環境省が把握しているだけで愛知県豊橋市や静岡県東伊豆町など5カ所に上る。環境省は低周波音の影響について22年度から4年間かけて調査研究するとしている。

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